チロロネットは、2000 年の創業以来、15年にわたり、ホスティングサービスを提供してまいりました。 同サービスは、岡山県内のデータセンターにて運用されております。岡山県は、自然災害が少なく、気候も安定しており、また中国電力による電源供給も安定していることから、データセンターには最適な地です。
第2データセンターでは、独立行政法人産業技術総合研究所の情報技術研究部門と共に設計した、本州の寒冷地とはおよそ言いにくい岡山県倉敷市内にて、外気と地下水という異なる方式を組み合わせた冷却・空調方式を採用しています。なお、この空調設備を構築・運用することで、IT 機器電力に対して20%以下の空調電力にてデータセンターを運用することを目標にしています。
第2データセンター 紹介動画
チロロネット倉敷第２データセンターは、自然災害の影響を受けにくい場所にあります。
岡山県は、連続する断層が通っていません。また、データセンターが立地する倉敷市は直下型地震の可能性がないとされています。
倉敷市発行の「倉敷市津波ハザードマップ」にて、被害対象エリア外となっています。また万一に備え、重要設備を２階以上に設置しています。
データセンターファシリティ基準 Tier 3 準拠
倉敷第2データセンターにて採用している冷却方法は、外気と地下水を組み合わせています。 AHU(エアーハンドリングユニット)を用いて、外部から取り込んだ空気の冷却と除湿、そして空気の循環、排気を行うことで、サーバー室に送り込まれる空気の温湿度をコントロールしています。
全外気導入モードは、外気を大量導入します。またサーバーの排熱は、天井より排出されます。
部分外気導入モードは、外気を少量導入して 、サーバーの排熱と混合して運用します。またサーバーの排熱の一部は、天井より排出されます。
循環モードは、サーバーの排熱を循環させて運用します。サーバーの排熱処理は、AHUで行います。
暖かい空気を排出する排気窓
冷えた外気が吹き出すコールドアイル側
多湿期には、湿度を下げます。
夏は冷たい､冬は暖かい井戸水の特長を利用し、気温や湿度のコントロールに用います。
外気を取り込みます。フィルターにて不純物を除去後、内部の地下水コイルにて外気を冷やします。また、必要に応じて加湿を行い、適度な気温・湿度にて､ファンによりサーバー室に空気を送り込みます。
商用電源は、異なる変電所より異経路２系統受電しています。停電時は瞬時に予備線に切り替わるほか、非常用発電機（144時間の無給油運転可能）を備えています。
無停電装置は、N+1冗長化構成となっています。また、UPS全交換時にも、自家発電に切り替えて停電することなくUPSを交換することができます。
建物の耐震強度は、震度7に耐える堅牢設計です。
サーバー室をはじめ、電気室、UPS室、ネットワーク室には、ガス消火装置を設置しています。
ご希望のキャリアを引き込むことが可能です。
設備と有人によるセキュリティ体制
監視カメラによる常時監視を行っています。
データセンターへの入退室には、ICカードが必要です。
サーバールーム等の最重要施設への入退室には、手のひらの静脈認証を行っています。
ネットワークや電力、温湿度の監視を行っています。
建物は、鉄筋コンクリート造の2階建となっています。一階部分は外気空調設備、屋上には電気・発電設備が備わっています。また、Tier3に準拠した設計となっています。
創業15年の豊富な運用実績でお客さまに満足していただけるサービスをご提供いたします。
CPU・メモリのリソースを完全保障、ミドルウェアのバージョン指定可。 自在に快適にご利用いただけます。
全品新品サーバーを採用、選べるサーバー構成で、ハウジング並みの自由度。 回線引き込みにも対応していますので、思い通りの環境構築・運用が実現できます。
社内のファイルサーバーに代わり、データを保存できるほか、一時的に特定外部とのデータ共有・ファイル送受信ができるオンラインストレージです。
ホスティングサービスを貴社向けにOEM提供いたします。 ハードウェア面・ソフトウェア面ともに弊社にて管理、電話サポートも付いています。
お客さま所有のサーバー・ネットワーク機器を１U 単位でお預りいたします。 VPN用の回線も引き込み可。リモートハンドサービスのほか、機器設置作業も代行いたしますので、当地へご足労をかけることなく手軽にデータセンターをご利用いただけます。
お気軽にお問い合わせください。